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2004年末に「うつ病」の診断書が出て、翌年3月に職場を退職…人生の歯車が狂って急転直下の転落人生から「再生の道」を探す日々の記録です。 病気の回復はゆっくりですが、焦らずに、めざすは「社会復帰」です!
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ほんとうは、どうなの?
(原子力問題のウソ・マコト)
上坂冬子著

初めての原子力発電の国内計画を担った要人たちとの対談記事をまとめたもので、比較的読みやすかった。

まえがきに「筆者は中立・客観的」とあり、本のタイトルも疑問を暴くかのようなものだったので、自分が持つ矛盾の解決の助けにならんかと読んでみた。

が、筆者が客観的であるのは、あくまで政治内部の話であって、世論に対して中立とは思えない内容。完全なる推進論者であるし、色々と調査した割には、筆者が引っ掛かっている2、3の事に対しての執着が見て取れるような文章の傾向がある。

「ほんとうは、どうなの?」
は、筆者の目から見た、そのこだわりの部分を指しているように思えるけど、疑問点はもっと多角的にあったはずだと思うと残念な本だ。


中曽根さんといえば、僕が学校で「社会科」なるものを学んで初めて政治というものに触れたころの総理大臣ですが、すごい人だったんだなという事が、今さら初めて解った。
当時、彼が長く総理大臣を務めたのも理解できる。

こんなエピソードがあった。
原子力エネルギー政策を日本で確立させようと思案したのは彼が一議員のときで、予算に2億3500万円をネジ込んだ。予算審議で質疑を受けたとき、彼が立案者として答弁に立ったが、

「なぜ、2億3500万円なのか?」

という問いに対して

「ウラニウム(ウラン)の元素番号が235だから」

といって、議会に笑いを誘ったという。

今の政治では考えられないような大胆かつユーモアのあるエピソードだ。


その他、対談は錚々たる面々が名を連ねています。対談自体はとても面白くユニークに展開していきます。読み物としてはとても面白かったです。
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