2004年末に「うつ病」の診断書が出て、翌年3月に職場を退職…人生の歯車が狂って急転直下の転落人生から「再生の道」を探す日々の記録です。
病気の回復はゆっくりですが、焦らずに、めざすは「社会復帰」です!
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借りてきた本を読んでいます。
原子力の仕事に携わっていたものですから、そういった分野の本質というか核心を知りたい・・・という思いからでしょうか。ついつい借りてしまいます。
ただ、この分野の本を読みすすめていく中で、自分の中で大きな矛盾と葛藤が生じ、かなり辛くなりました。
日本全国の発電力に対して、原子力発電所で発電される電力の割合は3割といわれています。
つまり、単純な計算で、3割の電力需要減(いわゆる節電・エコ)が進めば、原子力発電所は不要になる・・・と考えられるわけです。
では、この3割をもし削減できたとしたら・・・日本の電力需要水準は、どの程度以前に戻るのでしょうか。
驚くことに、10数年だそうです。
たった、これだけの間に、3割の電力需要が伸びたのです。
原子力発電は、非常に暗い闇の一面を持っている事は多くの人が知っている事なのに、それに頼らざるを得ない方向に時代は加速的に進んでいってしまう。。。
不夜城のような街並み。
街頭大画面テレビ。
コンビニ。
人間の娯楽や嗜好・利便、欲を満たすためだけに浪費される電力は、この矛盾の溝をさらに拡げていく。
だが、もしもみんながエコの促進を達成したら・・・今度は民営である電力会社は(電気の)売れ行きが悪くなり、
「みんな電気を使って、豊かな暮らしをしましょうよ」
「エアコンの温度を2度下げましょう!」
なんて言い出すこともあるかもしれない。
考えれば考えるほど拡がっていく矛盾で、最近、塞ぎ込むことが多くなってきてしまいました。
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