2004年末に「うつ病」の診断書が出て、翌年3月に職場を退職…人生の歯車が狂って急転直下の転落人生から「再生の道」を探す日々の記録です。
病気の回復はゆっくりですが、焦らずに、めざすは「社会復帰」です!
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父が上京中です。
いつも月末に父が上京している間、僭越ながら父の晩酌の相手を務めています。
僕はお酒類が好きかと言えば、そーでもないし、嫌いかと言えばそーでもない。
ただ、遺伝子の恩恵で雰囲気だけで呑めます。
(近い親戚筋でも、酒が飲めないのは数えるほどしか居ない)
父はお酒に関しては、雑食(雑飲?)で、アルコールの類が入っていれば何でも良いという具合ですが、とりわけビールがお好みらしく、「晩酌のビール」のために毎日がんばっていると言っても良いくらいです。
今日、東京では台風が近づいていて、夕方から風雨に晒されましたが、夜更けに従って次第に天気が持ち直したので、19時少し前に食材を持って父の待つ実家に行きました。父の夕食はいつも定刻(19時)で、これを違えるとスネるのです。
行ってみると、おどろいた事に、定刻前なのに一人で、スルメを肴にビールを引っかけていました。
「今日、(はじまりが)早いじゃない?」
と聞くと、「台風だから来ないと思ってた」と。
まぁ、それは良いのです。
今日感じたのは、一人でスルメをかじりながらビールを飲んでいる佇まいが、まるで独り身のような侘しさを感じる一方で、その父の幸せそうな表情が、なぜか僕の心に染みました。
毎日、きちんとした食生活も大切だけれど、すべてが「この(ビール)一杯」のためにあるなら、自分の好きな肴を好きな味で愉しみたいという気持ちが解ります。僕がまだ幼いころからの記憶ですが、父はツマミにスルメを炙って、それにマヨネーズと醤油を付けて食べるのが好きで、たまに幼い僕にもそれを与えました。
今日の肴は、すごく懐かしく、幼いころに覚えた味そのものでした。
まぁ、これも普通の話です。
もう1年ほど前の話ですが、同じような状況で僕と父の2人でビールを酌み交わしていたら、なにを思ったか、父が小さな袋に指をつっこんで、繰り返し繰り返しペロペロと何かやっているのです。
「さては、ご乱心か」
と思い、「さっきから何してるの?」と袋を取り上げると、それはなんとお茶漬けの素。
自分でも「少々行儀が悪かった」と感じていたのか、ワルガキのような照れ笑いをしていました。
さすがに母の居る前では、こんな事はしないのだろうけど、一人で居るときにしか許されない好きなお酒の愉しみを満喫したいんだろうな~と思うと
「それもアリか!」
なーんて思えてしまいます。
そんなビール好きの父が、味にうるさかったら、家は今頃パニックでしょう。
ですが、お酒に関しては味音痴だったのが幸いで、父が好んで飲むビールは偽ビール(新ジャンル)です。
(それも一番安い、サントリー金麦)
いつも月末に父が上京している間、僭越ながら父の晩酌の相手を務めています。
僕はお酒類が好きかと言えば、そーでもないし、嫌いかと言えばそーでもない。
ただ、遺伝子の恩恵で雰囲気だけで呑めます。
(近い親戚筋でも、酒が飲めないのは数えるほどしか居ない)
父はお酒に関しては、雑食(雑飲?)で、アルコールの類が入っていれば何でも良いという具合ですが、とりわけビールがお好みらしく、「晩酌のビール」のために毎日がんばっていると言っても良いくらいです。
今日、東京では台風が近づいていて、夕方から風雨に晒されましたが、夜更けに従って次第に天気が持ち直したので、19時少し前に食材を持って父の待つ実家に行きました。父の夕食はいつも定刻(19時)で、これを違えるとスネるのです。
行ってみると、おどろいた事に、定刻前なのに一人で、スルメを肴にビールを引っかけていました。
「今日、(はじまりが)早いじゃない?」
と聞くと、「台風だから来ないと思ってた」と。
まぁ、それは良いのです。
今日感じたのは、一人でスルメをかじりながらビールを飲んでいる佇まいが、まるで独り身のような侘しさを感じる一方で、その父の幸せそうな表情が、なぜか僕の心に染みました。
毎日、きちんとした食生活も大切だけれど、すべてが「この(ビール)一杯」のためにあるなら、自分の好きな肴を好きな味で愉しみたいという気持ちが解ります。僕がまだ幼いころからの記憶ですが、父はツマミにスルメを炙って、それにマヨネーズと醤油を付けて食べるのが好きで、たまに幼い僕にもそれを与えました。
今日の肴は、すごく懐かしく、幼いころに覚えた味そのものでした。
まぁ、これも普通の話です。
もう1年ほど前の話ですが、同じような状況で僕と父の2人でビールを酌み交わしていたら、なにを思ったか、父が小さな袋に指をつっこんで、繰り返し繰り返しペロペロと何かやっているのです。
「さては、ご乱心か」
と思い、「さっきから何してるの?」と袋を取り上げると、それはなんとお茶漬けの素。
自分でも「少々行儀が悪かった」と感じていたのか、ワルガキのような照れ笑いをしていました。
さすがに母の居る前では、こんな事はしないのだろうけど、一人で居るときにしか許されない好きなお酒の愉しみを満喫したいんだろうな~と思うと
「それもアリか!」
なーんて思えてしまいます。
そんなビール好きの父が、味にうるさかったら、家は今頃パニックでしょう。
ですが、お酒に関しては味音痴だったのが幸いで、父が好んで飲むビールは偽ビール(新ジャンル)です。
(それも一番安い、サントリー金麦)
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