忍者ブログ
2004年末に「うつ病」の診断書が出て、翌年3月に職場を退職…人生の歯車が狂って急転直下の転落人生から「再生の道」を探す日々の記録です。 病気の回復はゆっくりですが、焦らずに、めざすは「社会復帰」です!
Twitter
プロフィール

HN:
TAKE
自己紹介:
干支4周目に突入したアラフォー男子です。仕事しすぎてリタイアしちゃいました。こんなブログを応援してくださる奇特な方は、ポチッとCoRichを押してチョ。
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
クリックをお恵み下さい
最新記事
(04/05)
(03/25)
(03/23)
(03/22)
(03/11)
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

慰霊祭出席のため、硫黄島への渡航を明日に控えて、参列者一同が羽田ターミナルビルの最上階に集まって「結団式」が開かれました。

当日渡された資料には、参加者一覧と現地の地図があり、ご遺族の方には戦没者の「所属部隊」が記されていました。所属部隊が玉砕(壊滅)した場所は、地図上の番号と照合できるような配慮がされていました。

この時点では土地勘もない場所だし、当日はどのような行動となるのかが解らなかったので、どのように役に立つものかは解りませんでしたが・・・。


戦後65年となる今年は、例年になく大規模な慰霊祭になるという説明がありました。

「65年」という数字は、一見キリが良い数字のようにも思えないですが、戦争の生還者は90歳を超え、その子供も高齢となっており、次に開催されるときは、生きておられたにしても決して快適とはいえない強行スケジュールの小旅行に耐えることが難しいという思惑があるようです。


慰霊祭は日米共催の合同慰霊祭というものです。
アメリカは戦勝国ですから、「お祭り騒ぎ」で、船で飛行機で、大勢の人が参加されるということでした。
2年前に行われた合同慰霊祭は、大変に不順な天候だったので、参加した伯父は、とうとう外に出ることも叶わなかったらしいのですが、今年は・・・幸いなことに晴れの予報。一番の心配だったので、まずはよかったよかった。


参列者は
アメリカからは日本でも有名なルース米駐日大使。米海兵隊司令官。

日本からも有名人が数名。

2、3年前に、クリントイーストウッドの映画や、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した「散るぞ悲しき」(梯久美子著)などで空前の「硫黄島ブーム」となって、一躍「時の人」となった、栗林忠道陸軍中将の孫にあたる新藤義孝衆議院議員。

映画でも中心的人物として描かれたメダリストの西竹一(バロン西)中佐のお子さんにあたる方は、日本硫黄島協会の副会長でいらっしゃいます。 それから外務副大臣の武正公一衆議院議員、防衛大臣政務官の長嶋昭久衆議院議員。 TVでおなじみの安住淳衆議院議員もなんとご遺族だそうで、参列されました。

そして、硫黄島ブームの火付け役となった作家、梯久美子氏。と豪華な顔ぶれです。


参加者の中に、おひとりだけ生還者がご出席なさいました。御歳91歳。

硫黄島からの生還者ではなく、隣島の父島で通信使をされていた方で、硫黄島から本土への通信連絡の中継をしていたとの事でした。硫黄島で戦没した同士たちとは縁が深く、未だ訪れた事がない硫黄島を参拝したいと参加されたそうです。


翌日は、朝4時半に強制的にモーニングコールが鳴るという、ありがた迷惑なサービス付き。

結団式終了後、羽田第二ターミナルビルへ移動。初めての「ビッグバード」です。もっとフィーバー(?)した場所なのかと思ったら、そうでもありません。

夜は、不思議な縁のある梯久美子さんと食事をしました。お酒はけっこうイケるらしいのですが、翌日が翌日なので・・・ほどほどに飲みながら、空前の「硫黄島ブーム」のバックヤードの話など聞かせて貰いました。

僕のような落ちこぼれが、受賞歴を持つような凄い作家さんと、席を並べて酒を飲んでいるなんてね。「人の縁」は、ほんとに解りません。

祖母と、そして硫黄島に眠る祖父のお引き合わせに違いないと思います。


その夜は、翌朝の事を考えると睡眠薬の服薬は寝過ごす可能性あり、酒をしこたま飲んだ、隣からは怪獣が居るかのようなイビキ。起きるでも眠るでもなく夜を明かしました。

明日はいよいよ硫黄島上陸です。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
救える命
Copyright © 2008 めざすは『社会復帰』だ! All rights reserved.
忍者ブログ [PR]
Template by SOLID DAYS