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2004年末に「うつ病」の診断書が出て、翌年3月に職場を退職…人生の歯車が狂って急転直下の転落人生から「再生の道」を探す日々の記録です。 病気の回復はゆっくりですが、焦らずに、めざすは「社会復帰」です!
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干支4周目に突入したアラフォー男子です。仕事しすぎてリタイアしちゃいました。こんなブログを応援してくださる奇特な方は、ポチッとCoRichを押してチョ。
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大切な人の命日でした。

典型的な「昔堅気」で、義理に厚く、情にもろく、誠実にそれでいて実直。

でも頑固者で難しいところもありました。


そんな彼は、病気になって傷心帰省した僕を暖かく迎え入れて、「一緒に遊ぼうよ」と誘ってくれました。

桜がきれいな公園に。海がきれいな島に。得意な運転で僕の心を癒してくれました。


「もう、ダメかもしれない」

と母から連絡があった翌日、朝早い新幹線で帰省したとき、彼の息はまだありましたが話すことはできない状態でした。何度も何度も名前を呼んだけど「もう楽にしてあげたい」と思わされるような苦しそうな感じでした。


医者から「もって10日」と宣告されました。でも、そのわずか3時間後に、彼は誰も居ない個室で一人で逝ってしまいました。

自己中な考え方かもしれませんが、今でも彼は「僕の到着を待っていてくれた」と思わずに居られないのです。僕が病室に着いて、「逢うべき人にはおおかた会ったな」と思った彼は、安堵して逝ったのだと。

僕のことを、そんな風に想っていてくれた人が居たという事と、そんな彼の義理堅さを鑑にして、彼の誠実を僕の誠実としたいと思わせてくれた、大切な人の最期の訓えを忘れずに行きたいと思います。
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