忍者ブログ
2004年末に「うつ病」の診断書が出て、翌年3月に職場を退職…人生の歯車が狂って急転直下の転落人生から「再生の道」を探す日々の記録です。 病気の回復はゆっくりですが、焦らずに、めざすは「社会復帰」です!
Twitter
プロフィール

HN:
TAKE
自己紹介:
干支4周目に突入したアラフォー男子です。仕事しすぎてリタイアしちゃいました。こんなブログを応援してくださる奇特な方は、ポチッとCoRichを押してチョ。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
クリックをお恵み下さい
最新記事
(04/05)
(03/25)
(03/23)
(03/22)
(03/11)
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

大切な人の命日でした。

典型的な「昔堅気」で、義理に厚く、情にもろく、誠実にそれでいて実直。

でも頑固者で難しいところもありました。


そんな彼は、病気になって傷心帰省した僕を暖かく迎え入れて、「一緒に遊ぼうよ」と誘ってくれました。

桜がきれいな公園に。海がきれいな島に。得意な運転で僕の心を癒してくれました。


「もう、ダメかもしれない」

と母から連絡があった翌日、朝早い新幹線で帰省したとき、彼の息はまだありましたが話すことはできない状態でした。何度も何度も名前を呼んだけど「もう楽にしてあげたい」と思わされるような苦しそうな感じでした。


医者から「もって10日」と宣告されました。でも、そのわずか3時間後に、彼は誰も居ない個室で一人で逝ってしまいました。

自己中な考え方かもしれませんが、今でも彼は「僕の到着を待っていてくれた」と思わずに居られないのです。僕が病室に着いて、「逢うべき人にはおおかた会ったな」と思った彼は、安堵して逝ったのだと。

僕のことを、そんな風に想っていてくれた人が居たという事と、そんな彼の義理堅さを鑑にして、彼の誠実を僕の誠実としたいと思わせてくれた、大切な人の最期の訓えを忘れずに行きたいと思います。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
救える命
Copyright © 2008 めざすは『社会復帰』だ! All rights reserved.
忍者ブログ [PR]
Template by SOLID DAYS