中小企業のことをネットで見ていたら、勤めていた会社の記事にあたり、そこでかつての部下がインタビューを受けている記事と、僕が知る彼らの一回りも二周りも成長したであろう、たくましく顔立ちになった写真を見つけて、嬉しさのあまり、メールを書いた。

今は言葉も上手く出てこないし、文章構成も思うように行かないし、

結局「何がいいたいの？」というメールを突然送るというのは、

相手にとっては大変迷惑なことだと思ったけど、

「僕の生徒」と思って、精一杯指導をした彼らが、いまや第一線で活躍する姿を映した記事は

やはり僕にとってはすごく嬉しいことで。

鬼教官だった僕は、

とにかく柔らかいうちに色々な苦労と経験というかけがえのない財産を

手に入れて欲しいという思いのあまり、

遊びたい盛りの２０代の彼らから、時間を奪ってしまった。

きっと恨まれ、疎まれているだろうと思ったけど

ただただ嬉しかったから、自分の気持ちに素直にメールを書いてみた。


書いたり消したり、考えて書いても、けっきょく駄文でどうしようもないので

もういいや・・って「送信」ボタンを押したら、とたんに急激に落ち込んだ。


僕は恨まれているかもしれない彼らに、

どうしてメールしてしまったんだろうなぁ。